新年あけましておめでとうございます。 昨年10月より消費税10%上昇に伴い、今年6月までキャッシュレス決済への5%ポイント還元が開始されました。そのため現金での買い物からクレジットカード、ペイペイ、ラインペイ、交通系カード(スイカなど)の電子マネーが普及拡大状態となっています。しかし、カードは個人情報の塊で特に電子マネーは、どこで、いつ、何を買ったという情報が利用される可能性は否定できません。 現金決済はお金のやりとりにかかる時間、レジ閉めなどの欠点はありますが情報流出の危険性は少ないです。日本は偽札が少なく現金への信頼が厚い上、銀行やATMが多いので現金を引き出すのも容易ということ、キャッシュレスが「消費してしまう」イメージがあるため、また「セブンペイ」への不正アクセスもキャッシュレスへの移行率(約2割)が低い要因と考えられています。 お金の信用がある国(先進国)ほどキャッシュレス化は遅れている側面もありそうです。現金を自分の眼で確認できる安心感は医療の世界でも共通している一面もあります。「現金信仰」は無くならないでしょうが、「キャッシュレスの利便性」には勝てないでしょう。
キャッシュレスが当たり前になっていこうとも当クリニックはスタッフ一同、眼と心に訴えるハートフルな対応をしてまいります。
本年も宜しくお願い致します。
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