公益財団法人 湯浅報恩会 看護部

SPECIALIST認定看護師

認定看護師とは

  • プロフェッショナルな看護師。
    認定看護師は、5年以上の勤務体験と専門分野の教育を受けた看護師に、日本看護協会が認定する資格です。
    通常業務以外に所属部署を越えた活動を行うほか、院内外の専門分野における連携、現任研修における教育、院内の指導的な役割も担っています。
  • 認定看護師の役割

    認定看護師は特定の看護分野において、以下の3つの役割を果たします。

    • 個人・家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
    • 看護実践を通して看護職に対し指導を行う。(指導)
    • 看護職に対しコンサルテーションを行う。(相談)

認定看護師紹介

幕田 望

緩和ケア認定看護師[2009年資格取得]

緩和ケア認定看護師

主にがんという病気を持ちながら生活される患者さんやご家族に対して、 質の高い丁寧なケアを心がけ、徹底した症状緩和に努めています。

緩和ケアとは、病気の診断時から始まるケアであり、患者さん・ご家族が抱える様々な苦痛や問題に対して関わらせていただきます。専門分野は、身体症状(痛み・嘔気・呼吸困難・浮腫・口腔内トラブル等)や、精神症状(不安・悲嘆・せん妄・うつ等)の症状緩和、また社会的な問題への対応、家族ケアと退院・在宅支援などです。

今後は、外来における相談業務にも力を入れ、患者さん・ご家族が治療を受けながら住み慣れた地域で生活するためのお手伝いをさせていただきたいと考えています。患者さんとご家族が抱える苦痛を緩和し、目の前にいる方の希望(自己決定)を尊重し、その人らしく生きることを支援してまいりたいと思います。どのようなことでも構いませんので、お気軽に声をかけて下さい。

柳沼 順子

感染管理認定看護師[2014年資格取得]

感染管理認定看護師

「感染管理認定看護師」って何をする看護師?と疑問を持たれる方もいらっしゃることかと思います。少し大きな話になってしまいますが、世界中にはいろいろな感染症が発生しています。また、感染症以外で治療を受けているうちに、感染症という別の病気も併せもつ事態に陥ることもあります。

ほんの小さな感染対策のほころびから感染が大きく拡大することのないように、多職種と協力して対応しております。以前は当たり前とされていた対策が、現在では効果がないとされるなど感染対策も変化しています。インターネットの普及に伴い、さまざまな情報を入手できる現在、必要な情報を皆様に発信し実践していただけるよう関わっていきたいと考えます。

しかしながら、感染対策の基本と長年言われているのは「手指衛生」です。病院職員をはじめとして、病院に出入りする方々も感染対策の協力者として手指衛生を行ってほしいと思います。

藁谷 千代子

皮膚・排泄ケア認定看護師[2015年資格取得]

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師は、ストーマの造設・褥瘡(床ずれ)・尿もれ(失禁)に伴って生じる皮膚のトラブルや、弱い皮膚に対する予防的スキンケアを中心に対応しています。

創傷としては、褥瘡や足の潰瘍の予防や処置などを、入院中の患者さんだけではなく外来通院されている患者さんのケアも行っています。褥瘡に関しては、形成外科の医師と共に褥瘡委員会を中心として褥瘡回診を行いながら、院内・関連施設の褥瘡予防、早期治癒を目指して活動しています。ストーマについては、手術により排泄経路が変わった患者さんに対して手術前から退院後もケアの方法・装具についての相談に応じ支援しています。失禁のケアは、便失禁や尿失禁に関する悩みの相談や、製品についてのアドバイスを行います。

今後は、自宅で褥瘡ケアや失禁ケアによって起こる皮膚障害や胃瘻造設後などに関する問題でお困りの患者さん・ご家族の相談にも応じていきたいと思います。

橋本 紗和子

認知症看護認定看護師[2016年資格取得]

認知症看護認定看護師

認知症はその疾患ゆえに、周囲からの理解が得られにくく、対応が難しいと感じることが多くあります。認知症の人の看護は、生命、生活の質、尊厳を尊重し、認知症の発症から終末期に至る症状管理ならびに療養生活環境を提供する看護実践です。

認知症看護認定看護師としての主な活動は、身体疾患を有しながら、認知症の症状により生活に支障をきたしている入院患者さんとそのご家族に対し、行動・心理症状(BPSD)の悪化予防と緩和および、療養環境の調整を行うことで生活の質の向上に努めております。

今後は、院内を横断的に活動し、認知症看護の質の向上やケアの普及に努めてまいりたいと思います。さらに、認知症を患いながら、地域で暮らす住民の方やご家族の相談にも関わらせて頂きたいと考えています。患者さんとご家族が抱える苦痛を緩和し、その方が望む生活を支えていけるよう努めてまいりたいと思います。

亀山 幸恵

感染管理認定看護師[2017年資格取得]

訪問看護認定看護師

病院には感染症に罹っている患者さん、感染症に罹りやすい状態の患者さんがいらっしゃいます。感染管理認定看護師は、病院に入院・通院している患者さんやそのご家族、また医療を提供する側である病院職員など、すべての人を感染症から守るための活動を行います。

主な活動として、感染拡大予防のための院内環境の巡視や、各部署の感染担当看護師のサポートなどを行っています。現場での問題点を抽出し、院内全体で共有し、解決策の提案・実践・指導を行い、安全で快適な療養環境の提供を目指します。そのような環境を作ることで、医療・看護の質が向上していくと考えます。

感染管理活動は一人では行えません。多職種との連携を図り、組織横断的に活動し、当財団で2人目の感染管理認定看護師として、現在専従で勤務している感染管理認定看護師とともに感染管理活動に努めたいと思います。