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看護師のクリニカルラダーは、看護師の能力開発・評価システムの1つです。 看護師の看護実践能力を段階的に表し、各段階において期待される能力を示し、到達度によって看護師の能力が示されるシステムのことです。看護師は能力段階を確認しながら自己研鑽や人材育成を目指すことが可能です。
当院看護部は、日本看護協会から公表されている「看護師のクリニカルラダー」を基盤とし構成されています。習熟度はレベルⅠ~Ⅴの5段階に分かれており、看護の核となる実践能力「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」4つの力に組織役割遂行能力、自己教育・研究能力を加え、研修プログラムを組み立てています。
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レベルⅠ
指導を受けながら、基本的な看護を安全に実践する
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レベルⅡ
ケアの受け手に対して自立した看護を実践する
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レベルⅢ
ケアの受け手に沿う個別的な看護を実践する
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レベルⅣ
幅広い視野で予想的判断を持ち看護を実践する
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レベルⅤ
より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する
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クリニカルラダーマップ