病院機能評価
病院機能評価について
病院機能評価とは、第三者機関である日本医療機能評価機構(1995年7月設立)によって行われる、「病院が組織的に医療を提供するための基本的な活動(機能)が、適切に実施されているかどうかを評価する仕組み」のことを指します。
医療施設の機能を学術的・中立的な立場から客観的に評価することを目的として設立された(公財)日本医療機能評価機構が平成9年4月より本格的に開始した病院機能評価機構を言います。 評価は病院からの自発的申込みによって開始され、病院の理念・機能・サービスなどの運営全般にわたる評価項目について、書面審査と評価調査者(サーベイヤ)による訪問審査が実施されます。
寿泉堂綜合病院においては、平成11年3月に「一般病院種別b」で初回の認定を受けました。その後、平成16年4月と平成21年4月に認定更新(5 年毎に更新)、平成26年1月に機能種別「一般病院2」を受審し、(公財)日本医療機能評価機構の評価委員において厳正に審査された結果、一定の基準を満たしていると認められ、今回認定書が授与されました。評価判定結果では、S評価(秀でている)が2項目、A評価(適切に行われている)が72項目と全体の84%が良好な結果となりました(C評価は0項目)。
また、香久山病院でも平成12年12月書面審査、平成13年2月訪問審査を経て、同年4月に「長期療養病院」の認定を受けました。当財団では、認定の取得・更新を契機に更なる質の向上と患者さんへのサービスの充実に職員一丸となって努める所存でございます。
当院では平成13年4月に「長期療養病院」として東北初、全国で20番目の認定を取得しました。その後、平成18年、平成23年と5年ごとの認定更新を行い、平成28年1月に「主たる機能:慢性期病院(200床以上)、副機能:リハビリテーション病院」にて受審し、厳正に審査された結果、定められた基準を満たしていると認められ、認定書が授与されました。今後も改善に取り組み、医療の質の向上を図ってまいります。