寿泉堂綜合病院

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病院長ご挨拶

【 過去の院長挨拶 】

院長就任挨拶

 このたび、寿泉堂綜合病院の院長に就任いたしました佐久間 潤です。
自己紹介を兼ねまして就任のご挨拶を申し上げます。


 私は両親の仕事の都合で、幼児期を母の実家のある三春町で過ごしました。その後は埼玉県で育ちましたが、福島県立医科大学に入学して以来、海外留学や関連病院への出向などで県外に住んだ期間以外は、約35年間を福島県内で、特に最近の21年間は福島県立医科大学附属病院で脳神経外科医として勤務してまいりました。私の専門は脳卒中と小児脳神経外科で、小さな赤ちゃんからご高齢の方まで治療を行なってきました。この間、寿泉堂綜合病院へは救急指定日当直のお手伝いで何度も伺っており、先生方だけでなく、看護師、放射線技師をはじめとするコメディカルの方々がフットワーク良く動かれる病院であると感じておりました。このたび、ご縁がありまして寿泉堂綜合病院に赴任する運びとなり大変嬉しく感じています。


 今までの臨床医生活では、患者さんと真摯に向き合い、患者さんを治すことに全力を尽くしてきたつもりですが、病院に対しては、どちらかといえば色々と注文をする立場でした。これからは院長としてご意見を受ける立場となり、身が引き締まる思いです。湯浅報恩会の「患者さん第一~心のかよう医療を~」の理念のもと、医療の質、患者さんの満足度、そして職員の満足度の向上につながるように、当院の良いところは伸ばし、改善すべき点は皆さまとともに知恵を絞っていきたいと考えています。


 Ancora imparo-日本脳神経外科コングレスの紋章にはこの言葉が刻まれています。ミケランジェロの言として伝えられ、邦訳すると「私は今でも学んでいる」「学び続けている」という意味です。院長という立場は、私にとっては未知の分野ではありますが、寿泉堂綜合病院が患者さんにとっても職員にとってもさらに満足度の高い病院となりますように、皆さまとともに学び続けていきたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

(2021.7. 1 記)

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