[診療科紹介]
リハビリテーション科
当科の概要
寿泉堂綜合病院のリハビリテーション科スタッフは、理学療法士(PT) 10名、作業療法士(OT) 6名、言語聴覚士(ST) 3名、助手2名の計21名で構成されています。365日体制で診療にあたっています。
当科の診療内容
脳血管疾患、脊髄疾患、末梢神経疾患、運動器疾患、外傷後の後遣症、呼吸器疾患、心疾患、がん疾患、廃用症候群など様々な疾患に対してリハビリを行なっています。これらの疾患により生じる運動障害、感覚障害、コミュニケーション障害などに対して、機能回復を促し、患者さんの在宅復帰や社会復帰のお手伝いをしています。
当科の特徴
多職種が退院に向けて様々な角度から「患者さんに必要な支援」を検討し、一つのゴールを共有して、綿密なコミュニケーションを図り、リハビリテーションの計画を立案し関わっています。
[施設基準]
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション(Ⅰ)
- がんリハビリテーション
- 廃用症候群リハビリテーション
[スタッフ数(常勤)]
- 理学療法士(PT) 10名
- 作業療法士(OT) 6名
- 言語聴覚士(ST) 3名
- リハビリ助手 2名
■理学療法士身体に不自由のある方に対し、運動機能の回復を図っていきます。また、日常生活の自立を目指し筋力強化や関節可動域訓練、歩行訓練、物理療法や自主トレーニングの指導などを行います。 |
■作業療法士基本的動作能力、応用的動作能力、社会的動作能力を維持、改善し「その人らしい」生活の獲得を目標にします。 また、セルフケア(着替え、トイレ等日常的行為)、家事、仕事余暇活動など生活の多岐にわたり介入していきます。仕事への復帰を目指した訓練や指導、また自宅復帰へ向けての環境調整の指導なども行います。 |
■言語聴覚士ことばによるコミュニケーションに間題がある方に対し、専門的なサービスを提供し、自分らしい生活を構築できるように支援します。摂食・喋下の問題にも専門的に対応していきます。また、口唇口蓋裂など小児の言葉に関する相談や訓練も行っています。 |
チーム医療としての取り組み
当科では現在PT·OT·STが、患者さん一人一人に個別的なプログラムを立案·実施しています。各職種が協力して、患者さんに合わせたより良いリハビリを提供できるようにチーム一丸となって一日でも早い在宅復帰・社会復帰を目指しています。私たちはすべての患者さんへの身体的・精神的な安らぎ、癒しを提供できるよう努めています。
脳血管疾患等リハビリテーション主に脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管疾患を有する患者さんを対象に、運動機能の改善や日常生活動作の獲得を目標にリハビリを行っています。 |
運動器リハビリテーション主に大腿骨頚部骨折や変形性関節症、腰椎圧迫骨折、リウマチなどの整形外科的な疾患を有する患者さんを対象に手術前や手術後からリハビリを実施しています。 |
呼吸器リハビリテーション主に肺炎や慢性閉塞性肺疾患などを有する患者さんに対して、3学会合同呼吸療法認定士の資格を持ったセラピストが中心に関わっています。 |
心大血管疾患リハビリテーション主に心筋梗塞などの心疾患を有する患者さんを対象に心臓リハビリテーション指導士の資格をもったセラピストが、生活の指導や運動量の検討など心臓リハビリテーションを実施しています。 |
医師紹介
こんの ゆたか
紺野 豊
脳神経外科主任部長、
リハビリテーション科部長代行
福島県立医科大学(平成元年卒)
福島県立医科大学 臨床教授
Message メッセージ
得意分野・専門 |
脳循環、血行再建術、電気生理学(術中モニタリング) |
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所属学会 |
日本脳神経外科学会、日本脳神経外科コングレス、日本脳卒中学会、日本脳卒中の外科学会、日本脳腫瘍外科学会、日本頭蓋底外科学会、日本小児神経学会 |
博士号・認定等 |
医学博士、日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 |
経 歴
平成元年 | 4月 | 福島県立医科大学 脳神経外科(大学院) |
平成5年 | 4月 | 公立藤田総合病院 脳神経外科 |
平成5年 | 10月 | 福島県立医科大学 脳神経外科 |
平成6年 | 1月 | 南東北病院 脳神経外科 |
平成6年 | 7月 | 福島県立医科大学 脳神経外科 |
平成7年 | 9月 | 大阪脳神経外科病院 脳神経外科 |
平成8年 | 4月 | 福島県立医科大学 脳神経外科 |
平成8年 | 6月 | 枡記念病院 脳神経外科 |
平成8年 | 10月 | 福島県立医科大学 脳神経外科 |
平成9年 | 9月 | 中村記念病院 脳神経外科 |
平成10年 | 4月 | 福島県立医科大学 脳神経外科助手(学内講師) |
平成12年 | 7月 | 横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科 |
平成13年 | 7月 | 福島県立医科大学 脳神経外科助手(学内講師) |
平成14年 | 4月 | 寿泉堂綜合病院 脳神経外科着任 |
やまだ ひとし
山田 仁
整形外科部長、骨代謝・腫瘍特任部長、
リハビリテーション科副部長
福島県立医科大学(平成6年卒)
Message メッセージ
得意分野・専門 |
骨・軟部腫瘍、骨粗鬆症 |
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所属学会 |
日本整形外科学会、日本骨粗鬆症学会、日本クリニカルパス学会 |
博士号・認定等 |
医学博士、日本整形外科学会認定整形外科専門医、骨・軟部腫瘍医、脊椎脊髄病医、スポーツ医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本骨粗鬆学会認定医 |
経 歴
平成6年 | 3月 | 福島県立医科大学 卒業 |
4月 | 福島県立医科大学 整形外科副手 研修医 | |
平成11年 | 3月 | 福島県立医科大学 大学院修了 |
平成16年 | 4月 | 福島県立医科大学 整形外科診療医 |
平成19年 | 4月 | 福島県立医科大学 整形外科助教 |
平成26年 | 4月 | 福島県立医科大学 整形外科講師 |
平成28年 | 4月 | 福島県立医科大学附属病院 地域連携部長 |
6月 | 福島県立医科大学 整形外科准教授 | |
平成29年 | 4月 | 福島県立医科大学附属病院 患者サポートセンター部長 |
平成31年 | 4月 | 福島県立医科大学 運動器骨代謝学講座教授 寿泉堂綜合病院 整形外科 着任 |